塵芥の風積地:すたじお緑茶「祝福の鐘の音は、桜色の風と共に」レビュー

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すたじお緑茶『祝福の鐘の音は、桜色の風と共に』応援中!

ジャンル名が語ること。

すたじお緑茶第8作、
嫁探し学園恋愛ADV「祝福の鐘の音は、桜色の風と共に」のレビューです。

ネタバレ注意。

総合シナ 
 リオ
キャラムービー音楽演出シス 
 テム
76677666776


◆プレイ時間はたぶん総計7時間半くらい。
共通 2:30
うらら 1:10
奏音 1:10
紗夜 1:10
まりあ 1:30
若干まりあルートは長め。若干。
全体的にフルプライスとしては短いですね。


インストール容量は1.87GB。
軽いですね。とても軽い。

修正パッチは11/11現在ありません。
特に修正が必要そうな場所も無く、
無理矢理発売した感は無し。

ルートの制限は特になし。個人的お奨め順は
うらら->奏音->紗夜->まりあ
ですかね。少なくともまりあは紗夜より後が良いと思います。


■分野別評価

◆シナリオ 6
負債生活から一転名家の次期当主になり、
ついでに嫁を探してこいと言われるお話。

お嬢様系特有の面倒臭いあれこれが、
ないとは言いませんが大分排除されていたので
精神衛生が保たれて良かったです。
悪く言うとご都合的な部分かも知れませんが
どちらかと言えばこちらが好きです。

そんなこんなで基本コメディ。
キャラ数の関係で前作より賑やかさは減りましたが
その分個別入ってからの2人の描写に力入れていると
言う事で、方向性の違う仕上がりを見せています。

BADENDが基本2箇所存在。
初めは共通最後の個別分岐点。
これは最初から惚れてるうららには存在しません。
次に個別前半部。これは全員。
今までにミスっていれば正解を選んでもBAD送り。

正確な検証はしていませんが恐らく1つでも間違えれば
アウトなフラグ管理で、かつ選択肢が単純なヒロイン選択
でないことが殆どのため、効率を重視するならば
攻略サイトとか見るのも手でしょう。
数はあまりないので自分で試行錯誤するのも面白いですが。

BADあるのは嬉しいですが結構あっさりめだったのが残念。
BADならもっと悲壮感漂う勢いが良かったなと。
力入れるところじゃないですけど。


お気に入りルートは奏音。
至って普通。極めて平穏。
申し訳程度に触れられる音楽性について。


◆キャラクター 7
一つ屋根の下で暮らすまりあと同クラスでプッシュの
強いうららが出番多めでしょうか。思ったより七歌が静か。

まりあは序盤混じり気無く怒ってくるので戦々恐々。
その後段階踏んでデレ期に入った時には感涙もの。
心情描写がないこともありタイミングによっては
本気か照れ隠しか読み辛いのが逆に面白いような。

奏音は……いい娘。慕ってくれて気が付く正統派後輩。
性格か学年か周りに押され気味なのは残念。

紗夜は迷子っぷりが解説されなかった気がするのは
アレでしょうか理屈じゃないですか。血ではないみたいですが。
振舞いは兎も角考えてることは年長者らしい。

うららは背景設定が拙かった感。
あの理屈で行くとファーストコンタクトが腑に落ちなく
なってしまい心情が厄介。まっしぐらなところは美点。

主人公。貧乏暮らしからの適応力もあり
その気になれば行動力もありで割と熱血。
納得できなければ拾ってくれた爺さんでも突っかかるも
恩義を忘れている訳じゃないと人間的。


お気に入りキャラはまりあ。
何この可愛い生き物。


◆絵 7
一枚絵が64枚のSD25枚で全89枚。
SD無しだと1人16枚。これならもう1人ヒロイン欲しかった
と思いたいボリューム感です。
ただSDもフルサイズかつ差分に収まらないような差分など
結構手間が掛かっています。


立ち絵。
ヒロインは2ポーズと背面、七歌と隼人は1ポーズと背面。
他は1ポーズ。腕差分もあったりキャラによっては豊富レベル。
距離は自由。感情アイコンの類はありませんが
それを補い余り有る立ち絵演出が見られます。

背景。
数えてませんが30近くはありそうな。
しかし実のところ行動範囲が限られていて
ヒロインの家とかましてや部屋とかまりあ以外
見られなかったのは実に残念。
因みに空の背景が綺麗。凄く綺麗。


◆ムービー 6
OPムービー。

悠然とそびえる鐘。
本編に出て来なかったこいつは一体何処にあるのか。
ポップな曲調に合わせて楽しそうな雰囲気が伝わってきます。


◆音楽 6
BGMは21曲と既存曲でショパンの1曲。
少ないかな。少ないよね。

お嬢様な作品ですが優雅さを感じるような曲は
ショパン含め4つくらいで他は一般的なBGM。


お気に入りの曲は、
・everyday
何の変哲もない至極普通の日。みたいな。


◆歌 6
OPとEDにそれぞれ1曲で全2曲。どちらもμさん。
音楽鑑賞モードにはEDしか登録されませんが
OPはムービー鑑賞モードでどうぞという事でしょう。

歌詞はOPがまりあ視点、EDは全体的なエンディング風。
随分ストレートな歌詞です。


◆声 7
まりあは出番的な意味でも頑張ってました。
やはり変化具合を楽しむのが王道でしょうか。


◆演出 7
日付変更アイキャッチ。

立ち絵は緑茶クオリティ。
今回も背景がレイヤーになっていたり。
また個別に入ってもSDが使われたりと
コメディ感の演出に一役。


◆システム 6
基本骨子は前作同様。そういえば幅1280のワイド化。

立ち絵鑑賞機能やシステムボイスのオミットは非常に残念。
しかしセーブシステムが何か凄いことになってます。
シーン冒頭や選択肢でのオートセーブに
データのフォルダ管理。上限もないか高そうですし
とても自由度のあるものとなっております。
また音楽鑑賞モードで選択した曲がデフォルトの
タイトル画面曲になると言う謎仕様まで。


◆総合 76、総括
ヒロインは可愛いし中々のいちゃつきっぷりではあったのですが、
ボリュームの割に些かエンディングが唐突さを感じたのは
残念なところでしょうか。
これからを想起させると言えなくもないのですし、
下手に動かすと厄介そうな部分もあるのは分かりますが
いちゃついてる割には恋人イベントの不足感が。


原画集に書かれていたことですが、今作は前作までと違い
普通の学園ものを初めから目指していたようで、
そういう意味では恋空との違いを売り出せていなかったかなと。
これもあれも普通かどうかはさておき。
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