塵芥の風積地:あっぷりけ「黄昏のシンセミア」レビュー

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幾百年目の夏、想いと呪いとその終わり。

あっぷりけさんから発売の、
「黄昏のシンセミア」レビューです。

ネタバレ注意。

フローチャートシステムなんぞを導入している実妹ゲー。
さらにフラグメントと称して他者視点描写もあるものはあり。
フローチャートで自由にシナリオ飛べる関係上フラグ管理はグローバル。
基本ルート制限はかかってないがさくやEND後に繋がるラストエピソードは最後に開放。
BADENDやNORMALENDも割と多く良い感じに盛り下がります。

プレイ時間
総計22時間半くらい。
プロローグ 1:30
共通 10
共通右 1:50
共通左 1:10
翔子沙智子共通 20
沙智子 1:10
美里 50
朱音 30
いろは 3:00
翔子 4:00
銀子 2:40
さくや 3:20
過去断片 30
シンセミア 1:40

フラグメントの時間はそのルートに組み込み。
こうしてみると翔子若干長いな……
の割りには報われないENDだったぜ。

インストール容量は2.33GB。
少ないと思われるかも知れませんが
前作のコンチェルトノートなんて1.52GBです。
容量がボリュームに直結するわけではない好例。
圧縮効率が良いのだろうか。

あらすじ。
ひょんな事から帰郷したらいきなり
ファンタジー生命体に殺されかかったので調べていくことに。
調べる内に辿り着くは村の伝承。天女伝説。
そして気付いたときには舞台の中央に……


■ルート別感想

・沙智子
サブ1。気が短くすぐに足が出る。
サブらしくあっさり終わったなという印象

・美里
サブ2。教諭。顔見知り。
10年前のことをさらっと流して終わり。
だがある意味重要キャラ。
別れに渡すときリボンは定番なのでしょうか。

・朱音
サブ3。巫女。就職難にてここに。
10年前を知らない人でここで初めて会いまったり進行で終わり。
本編を全力でスルーしているあたりサブの鏡。

・いろは
メイン1。神社の娘、巫女、幼なじみ。
回想シーンが大して無いのが残念。
主人公が忘れさせられてる以上仕方ないとはいえ。

・翔子
メイン2。従妹。天女次女の遺伝情報持ち。
終わり方に円満がない。
それにTRUEの方でラストに見逃せない不整合があって色々吹っ飛んだ。

・銀子
メイン3。天女三女。不老ほぼ不死。
ごんたーーーーーーーーっ!

・さくや
メイン4にして正ヒロイン。実妹。天女長女の遺伝持ち。
DEADENDのあの虚ろな目が忘れられない。
普段の掛け合いは十二分に楽しめた。


■分野別評価

・シナリオ 7
桐月さん。一人で書くには結構な分量ですね。
それで速報もやってるんだから凄い人です。
シナリオはよく考えられてる、が、所々説明が面倒くさい書き方してる。
さらに言うとシナリオよりテキストが得意な印象。


・キャラクター 6
個々は強烈なんだけど混ざると普通という。
そこには本質的に月並みが必要なんだ。
それに相当するキャラが居ないこともないのに同調しちゃうからなあ。


・絵 7
オダワラハコネさん。SD画も獣もこの人。
沙智子びほーあふたーの塗り分けにいたく感心した。


・ムービー 5
良くも悪くも普通。
ただしCMムービーは良かった。


・音楽 8
Angel Noteさん。
何曲か琴線にヒット。
鷹石さんは歌物だけか……?


・歌 6
OP 夏のファンタジア
挿入歌 Long for・・・
ED 想いの果て
決して悪くはない

・声 5 
特になし


・演出 5
背景拡大は良いとは思うけどその場合その荒さが目につくので何とかするべき。
お茶噴きSD画はナイス。
カレンダーの落書きないのが残念。
タイトル画面の変化。

・システム 8
フラグメントはともかくフローチャートはかなり進んでるシステム。
使ってないけど付箋機能とか。
だがMUSICモードの使い勝手の悪さはなんと言うことだ。
フラグ管理はアイテム式を復活希望。
後Qセーブの仕様変更も。


・総合 78、総括
点数上こっちの方が低いけれどクドわふたーより楽しめた。
じゃあなんのための点数だと言われるかも知れないがそれはほら、
特典を加味しているから。
買ったものへの判断なんだから予約特典はともかく初回特典は入れて良いと思うんですよ。

ともあれここは出す度に変化がよく分かって面白い。
固定メンバーな為制作期間が長いのが玉に瑕だが。

しかしさくやは莉都ほど人気投票で無双するキャラではなさそうだ。
多分だけど。

全体として、実妹ゲーなのかファンタジーなのかどっちに比重があるのか分からなかった。
これが切り離して考えられない関係ですね。
だが、ひとつのテーマとして、「誰かを残して往くのは、どんな気持ちなのだろう……」
というのは一貫していましたね。
どのルートでもそれなりの答えを見つけていた様に思います。

本編とFDが一本になった様な、そんな作品でした。
こんな印象を受けたのは、FD作るより新作作りたい中の人的には狙い通りでしょう。



そろそろ発売中ver.にしないのかと思いつつ。
あ、変わってる。※08/06には既に。

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