塵芥の風積地:MEPHISTO「天使の羽根を踏まないでっ」レビュー

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天使の羽根を踏まないでっ

主人公もフルボイス!

MEPHISTO処女作で色々アレな「天使の羽根を踏まないでっ」レビューです。

ネタバレ注意。

総合シナリオキャラムービー音楽演出システム
82887666874

プレイ時間
総計16時間くらい。
プロローグ 40
夏日姉妹 4:20
ひかる 10
月共通 2:10
憩 1:00
羽音 2:30
空 1:50
グランド 3:10
ヨダ(パッチ) 10
ご覧の通り結構ばらつきが激しいです。太陽の姉妹は一見長いですが、
逆にそれ以外ではほぼ月側のみですから全体的にはおざなり感があるかも。
個人的に憩先輩はもうちょっと長くても良かったんじゃないかと。

ルート制限は、空ルートが(多分)夏日姉妹、憩、羽音ルートクリアで開放。
グランドルートは空ルートクリアで開放。

推奨攻略順は、太陽->羽音->憩->空->グランド
が一番スムーズかと。羽音と憩は逆でもそんなに影響ないとは思いますが、
太陽は最初に据えるべき。

インストール容量はヨダパッチ込みで4.33GB。
もうちょっとダイエットできる気がします。


■分野別評価

・シナリオ 8
舞台を太陽の学園と月の学園に分けて、対称性なり同一性なりを
しっかり書ききっている辺りは素晴らしいですね。
そして設定の作り込みの緻密さは圧巻の一言。
特に論理であって具体な魔術に関して最大限活用されています。
しかしその分概念であり抽象である奇跡、太陽側の話は
なおざりに感じてしまうこともあるかも知れません。

ルート毎に「神様を×す」の×の字を変えそれに沿ったシナリオとなる
コンセプト作品。その字はクライマックスに現れるので、
見た瞬間「ああ、その通りだ」と思うこと請け合い。

シリアス中唐突にコメディ入っても受け入れさせるヨダパワー。


・キャラクター 8
あやめマジヒロイン。

個性をさらに忘れられないものへと昇華させるヨダエフェクト。


・絵 7
基本84枚+カットイン仕様22枚+ヨダ絵14枚。
カットインは中々斬新で効果的な演出方法だったかと。
イベント絵は塗りの統一感があまりない気がします。
プレイ中は気になるほどではありませんが、
ギャラリーで色々見てるとそう感じますね。

通常絵の存在感を喰らい尽くすヨダクオリティ。


・ムービー 6
とくに変わった事はない一般的なOP。
アニメ表現はむしろ懐かしい部類かも?
夏日姉妹のシーンは立体感が感じられて好き。
何というか紙芝居のような印象。

もはや笑いが止まらないヨダパッチスペシャル。


・音楽 6
BGMは30曲。太陽・月で別れたり場所用とか
専用曲があったりでバリエーションはちょっと少ないかも。
しかしどの曲も場の雰囲気に良くマッチし、
引き立て役として十分に活用されています。


・歌 6
OPとEDの全2曲。
どちらの曲も歌と言うより台詞に近い印象。
ED曲はグランド用に特化していて使い方がうまかったですね。


・声 8 
初見の方が多少いますがいざ聞いてみるとなんだか知っているような。
なんであれまだいらっしゃるのであれば言うことはありません。

あやめ役の鈴田美夜子さんが素晴らしい働き。
こんな声も出せるんですね。ここ暫くの声優凄ぇ筆頭。


・演出 7
カットインなり剣戟なり魔術なりヨダ絵なり。
背景はあまり多い方ではないように思いますが、
それを感じさせない視覚的変化の多様性があります。


・システム 4
これはちょっと良いとは言えないですか。

ウィンドウサイズは800×600
コンフィグは右クリックで抜けると取り消し
ctrlが無条件スキップでない
左クリック長押しで無条件スキップ
マスターボリュームはあり
Qセーブ機能無し
インストーラがノートン先生に怒られましたがこれは愛嬌で

良い点として既読ジャンプ機能(スキップではない)が非常に高速です。
一瞬で次の選択肢か未読部分に到達します。
そこからバックログを遡れないという甘さがありますが、
周回が非常に楽になる機能です。


ギャラリーはCGモードでは背景や魔方陣を見られると良かったですかね。
音楽モードでは全曲リピートがなく、非常に使い辛い。
や、初回版の人はサントラ入ってるんだからそっち使えというお達しかも知れませんが。


・総合 82、総括
ええとつまり、ヨダ絵は危険。これに尽きますか。あれ、本編関係ない。

この作品は話の展開が割と読みやすい方だと思います。。
その所為かなんだかあまり尖った作品ではないかなと感じた次第。
世界なり魔術なりメインキャラなりを微に入り細を穿つ勢いで構築しているにも関わらず、
サブの下位は何も語られなかったり、ラスボスが魔王台詞吐いて消えた割にそのままエピローグだったりと、
どうにもバランスを取っているというか、特化を避けているような印象を持ちました。
そこで劇薬ヨダ絵です。
奇妙な調和感とそれでいいと思わせる仕業は正しく悪魔。


最後に、この作品から感じた言葉。「人よ人間であれ」
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