塵芥の風積地:PULLTOP「神聖にして侵すべからず」レビュー

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晴華瑠波

自戒を破るは己のみ。

PULLTOP記念されし10作目、
「神聖にして侵すべからず」のレビューです。

体験版時点の感想はこちら。参考にどうぞ。

ネタバレ注意。

総合シナ 
 リオ
キャラムービー音楽演出シス 
 テム
73678576665

プレイ時間はたぶん総計10時間半くらい。
共通 1:40
希 2:20
澪里 1:40
操 2:40
瑠波 2:10
私のメモによるとこうですが……ちょっと自信なくなってきました。
アレ?瑠波が一番長い訳じゃない?

インストール容量は2.86GB。
標準といった感じでしょうか。

修正パッチは11/05日現在出ていません。
誤植が散見されますが挙動が変だったりはないですから
このまま放置が濃厚そうな気が。

ルート制限はありません。ご自由にどうぞ。
私的推奨順も思い浮かばないほどフラット…いや複雑です。
分岐タイミングは希->3話終了時、操->4話序盤、澪里&瑠波->4話終了時。
フラグを立てている事前提ですが。


■分野別評価

・シナリオ 6
あまり込み入った深い話はなくどれも割とあっさり片付ける風。
日常の描写を重視したかったのかも知れませんね。
そうなると展開に起伏がなくなりがちなのですが、BGMやらキャラ達やら
やたら大仰な所があるので良い刺激になっていたのではないかと。

シナリオでちょっと変わっているのが、各ルートで共通のイベントがあるようで、
同じ出来事が違った内容で出てくるという事。好感度で展開が異なったり
違う未来でも世界は同じだと認識させる程度と受け止めれば面白いですね。


・キャラクター 7
ヒロインは皆個性的で。やたら強烈なのと斬新なのと。
瑠波と澪里と主人公もですか、言葉選びが結構特殊。
慣れてない人にはちょっと辛いかも。その影響で誤植が
目につくと残念な気持ちが普段より増。

サブキャラはやはり出番があまりなかったり。
基本1ルート毎に割り当てといった形ですね。
操は追加という形なので除外として。
それでも圧倒的存在感を放つ響子さんは実に優秀。


・絵 8
イベント絵は73+SD15で全88枚。
PULLTOP的には標準ないし数枚多いくらいですね。
つまり操が昇格した際CG枚数が再割り当てされたという事
でもあり、それをどう捉えるかは人それぞれ。
個人的にはあって良かったと思いますけどね。

通常CGが7割近くという事でシナリオ中にもイベント絵の
出番が多くあり、それでいてこんな所にも?と思う場所に
置いてくる配置の妙。

立ち絵はメインがポーズ2種と腕差分あったかどうか。
サブ以下が腕差分あるかどうか。あまり豊かとは言えないですかね。

背景は質量共にこれといっていう事無し。
フル木材の机椅子は取り扱いが面倒そうだなぁくらいで。
スクリプトと連携取れてないかなと思うところはありましたが。


・ムービー 5
ムービーとしては一般的な部類ですかね。
カモメといい瞬きといい本編に出て来ないのが何とも。
カモメが何の象徴か分かる方は是非教えてください。


・音楽 7
全27曲。これもPULLTOPとしては標準かな。
しろくまベルスターズの量は一時の迷いだったのでしょう。

今作特にBGMが活躍していたと言えそうな。
シナリオのサポートどころかBGMがシナリオを
引っ張っていたとも感じられる気がしましたよ私。

ただ、曲数に余裕がないのと張り切りすぎているのとで、
シーンにフィットしていない選曲がたまに見られたのは残念。

かにしの志向していそうな曲が見受けられるのは狙ったのか
EXELIONの特徴なのか。


・歌 6
OPEDで全2曲。
OPは王国の賛美歌という事でシナリオ中に歌われたり
しないかと期待しましたがそんな事はなく。
まあ見るからにというか聴くからに難しそうですものね。

曲としては、OPは賛美歌してるけど気に入るかどうかは別。
EDは曲と歌声がケンカしてそうな気が。ギターはしゃぎ過ぎと思うの。


・声 6 
感情爆発とかそうないので上手下手考える場面自体そうなかったですね。

かわしまりのさんは実に楽しそうでした。


・演出 6
話数形式で始めにサブタイトル表示のアイキャッチと終わりに
To be continued.の幕間。後者は何故か操編には無し。仕様です?
ただ「続く。」といっても1クリックで次のタイトル表示ですから
要らないっちゃ要らないんですがね。その瞬間セーブできるわけでも
次回予告やアバン入るわけでもなし。

立ち絵演出は多少のアイコンやエフェクト、表情部分に枠付けて
画面外演出など。ポーズや動きには乏しいですが表情は豊かです。

ラストの強制オートは好きじゃないですね。
オートにするならテキストウィンドウに縛られる必要もないのですし
違う見せ方とか出来ないかなぁ。
ぱっと思いつくのだと手紙読み上げですがその状況は
悲恋の香りしかしないので宜しくないですし。
何かないものですかね。


・システム 5
体験版から変化はしていない気が。少なくとも外面的には。

コンフィグの項目見ると結構カバーしていそうに見えるのですが、
設定の段階が少なくて困る事もしばしば。
画面演出やテキスト描写の速度も%で調整できるようになってくれないかなと。
特に画面演出は立ち絵と背景・場面遷移で分けられるとマーベラス。
確認メッセージのONOFFが一括というのも困るというか不便。
右クリックにウィンドウ消去、バックログ、最小化とあって
コンフィグ呼び出しがない。ください。
システムボイスは確認メッセージ表示時に喋ると書かれていますが
OFFでも言ったり他でも喋ったりと宜しくない説明。

個人的に一番大きいのが非アクティブ動作ONでも場面遷移時は
止まってしまうと言うなんちゃって仕様。
これは不便極まりないと思う次第です。

あと何故かCPU消費が大きめ。


・総合 73、総括
というわけで、全体としてみるともう一押し欲しいなぁ。
「神聖にして侵すべからず」がかなりちょい役なんですよね。
半数のヒロインには言葉も出て来ないくらい。
取り入れるのはかなり難儀する語ですし、しかも意味合い的に
活用するのもしんどいと困ったものですが折角タイトルに持ってきたなら
なにがしか引き立てて欲しかったなぁと。
読み取れてなかっただけならごめんなさいですが。


王国とかアシダカ軍曹とか装飾は過剰なくらいですが、
中見ると主人公やヒロインの純粋な成長物語というのが実じゃないかと。
その辺り読みたい・好みな人は手に取ってみてはいかがでしょうか。
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